うちの子に限って

こんばんは。日田一です。


あなたは、これまでの人生で

「うちの子に限って」

この言葉を聞いたことありますか?

周囲での話しでも構いません。


聞いたことがあれば

よく思い出してください。


それは、人に対して使われていましたか?

それとも、愛犬に使われていましたか?


どちらがどうという訳ではありません。

ハッキリ言って、どちらもダメですけどね。


と言うのも、ロングリードで公園の広場で遊んでいたら

あえて近づいて来る、おじいさん。


何だろうと思いましたが、

そのまま、遊んでいました。


歩く散歩コースの内側で遊んでいたので

邪魔にならない場所なんですが

おじいさんはすぐそばを、

尚且つ、ジーっと見ながら

通り過ぎていかれました。


一緒にいた方も、

「何だろう?わざわざここを通るなんて」

「まさか苦情でも言いたかったのかな?」

「リードをつないでるかに見に来たんだよ」

「気になるワンコがいたんじゃない?」

「大の犬好きなんじゃ?」

「犬恐怖症のリハビリ?」

など、憶測がつきません。


でも、そのおじいさん、

通り過ぎると、歩く散歩コースに戻り

一緒に歩いていたおばあさんと

時折、こちらを見ながら去って行かれました。


ホントに、何だったのでしょう。


しかし、ホントの目的は

ちゃんとリードにつないで

放し飼いにしていないかの

確認じゃないかと思います。


と言うのも、たまにノーリードのワンコが居ます。

ただし、キチンとコントロール出来ているワンコと

コントロールできていないワンコが居ます。


その、コントロールできていないワンコは

気になる人やワンコが居たら、

飼い主の言うこと聞かずに

すっ飛んでいきます。


さすがに、これはNGどころか

かなりヤバいです。


そのワンコが人を襲うことはないと思いますが、

万が一もあります。

それ以上に、その相手の人が

犬恐怖症だったら、何を言われても

おかしくありません。


最悪、驚いて転倒してケガをしたら

ワンコが危害を加えたと言われても仕方ありません。


ワンコを飼っている方は、

犬恐怖症の怖さを実感できません。

犬を飼っているわけですから。


でも、分かりやすく言えば

あなたにも何かの恐怖症や

恐怖はありますよね。


その恐怖が、思ってもいないタイミングで

今、目の前に現れたり、現象が起こったとしたら

あなたはどうなりますか?

どんな状態になりますか?


しかも、それをコントロールできる人が居るのに

コントロールをしてくれない、

もしくは、コントロールをミスったとなれば

どんな怒りがこみ上げますか?


そういうことに非常に近いことなんです。


それなのに、ワンコを飼っていて

「なかなか言うこと聞かなくてね~」

なんて、のんきに言ってる場合じゃないですよ。


実際に、散歩する公園でも

杖をついたリハビリの人に向かって走っていったり

甲高い声の子供に走っていったりしたのを見かけました。


杖をついたリハビリの人はよろけていましたし

子供もおどおどして逃げようとしてました。

そうなりますよね。


飼い主は追いかけますが、

ワンコの速さはそれの比ではないです。


それで、飼い主がその場に着くまでに

何かが起これば、もちろん責任は飼い主にあるのです。


そのため、飼い主さんに

「待て、は必ずしつけて下さい。

 いろいろと危ないですから。」

「待て、が出来るまではリードを

 離さないほうがいいですよ。」

とやんわりと何度か注意しますが、

「なかなか聞かなくてね」

「でも近くに行くだけだから」

と、なかなか聞き入れてもらえません。


「うちの子に限って」


もう、これと同じです。

それから、会う回数は減りましたが

たまに、離されてました。

「せめてロングリードに」とお願いして

やっと、ロングリードを付けましたが

それ以降、会っていませんね。


他にいた、そういう方にも

同様にお願いしたら、伸縮リードに変えたり

普通のリードを離さないようにしてくださいました。


それでも、たまにノーリードいます。


でも、コントロールできる

そのような訓練を受けた子であれば

条例的にも問題ないのです。


しかし、一般の方の訓練は?

と言うと微妙だと思いますが

ワンコが興奮状態から「待て」が出来れば

大丈夫だと思います。


しかし、あくまでも地域の条例を確認してください。

その上で、その場所の環境を見て判断してください。


と言うのも法律上では

飼い犬の係留は、義務つけていないからです。

あくまでも、条例に従ってください。となっています。

なので、地域の条例を確認する必要がるのです。


ですから、ブログでこの手の話があって

ノーリードでも大丈夫。とか鵜呑みにしないでください。

各地域の自治体の条例で、異なるので

各自で確認することをおススメします。


役場の職員に聞いてもいいです。

まあ、十中八九、「係留してください。」

となるでしょうけど。


あなたの地域の条例は、どうなっていますか?




犬と楽しく暮らす。

ワンコと楽しく暮らすための情報をお伝えします。

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