ワンコの社会性は親兄弟から学ぶんです。

こんにちは。日田一です。


人間の社会性って始まりは

家族ですよね?

あなたも、親や兄弟姉妹から

学んだのではないですか?


人の記憶はさまざまですが

子供であれば覚えている人は、

母親の体内にいる頃から覚えていたりします。


私は、4、5歳くらいからしか覚えていません。

そのあとの記憶も微妙です。。。(笑)


しかし、その中でも社会性は学んだと思われます。

親兄弟姉妹、親戚や祖父母などから、友達や

学校の先生など関わる人が増えるたびに

複雑な社会性を学びます。


同時に、社会のシステムやマナーや

思いやりや、忖度や、余計なものまで学びます。

そうやって、成長してきたと思います。


ワンコさんも同じように社会性を学んでいきます。

その基礎となるのが、生まれてから50日から60日までだと思います。


そう思った理由は

我が家のワンコさんたちを見て実感しました。


と言うのも、1匹目のワンコさん

生まれて59日目に我が家へやってきました。

2013年6月のことでした。

1匹目のワンコさんは、非常に人懐っこく

他のワンコさんへも積極的に行くワンコさんでした。


他の兄弟姉妹も、同じようなことが

ブログに書かれていたことを覚えています。


2匹目のワンコさんは

生まれて51日目に我が家にやってきました。

2014年11月のこと。

こちらは、人見知りや犬見知りも多く

なかなか馴染めない感じです。


他の姉妹はそこまでないような感じですが

このワンコさんが一番早く親元を巣立ったので

やはり社会性を学ぶ時間が少なかったのかもしれません。


実際には、8日違いですが

人の8日と、生まれて間もないワンコの

8日はものすごい違いがあります。


このころのワンコの8日間て簡単換算で

人で言うところの、4~5か月分に相当するはずなんです。

なので、2匹目のワンコさんが人見知りや犬見知りで

社会性が弱いのかもしれません。


当時は、動物愛護法の改正があり

2013年9月1日から、生後56日を経過しない子犬は販売、

ならびに販売のための展示や引渡しが禁止となりました。


とは言え、ただちにすべての販売業者が守れるかと言うと、

現実問題、無理があると思ったのでしょう。

以下のような但し書きが付きます。

「平成28年8月いっぱいまでの3年間は制限月齢を生後45日とし、

その後は新たに法律で定めるまでの間は生後49日とする」


ようは、2016年8月までは生後45日が経過したら販売OK

そのあとは、法律が決まるまで生後49日を過ぎたら販売OKと言う事。


本来の生後56日はいつになるやら。。。


確かに、30日から60日くらいは子犬ならではの可愛い時期でもあります。

そんな時期から育てたいと思うのも分かります。

それでも、社会を覚えるのに最初に必要な

家族と過ごす大切な時間でもあります。


そんな時間を少なくしてしまえば

ストレスに対して弱かったり、

精神的な落ち着きに欠けたり、

シャイになりやすいなどの傾向があると言われています。


と言うことは、しつけも入りにくく、

吠え癖や咬み癖が出る率が高くなる

とも言われています。


そうなると、一般的な飼い主では

問題行動に手を焼き、愛情が薄れ

楽しく暮らすことさえ出来なくなります。

挙句には、保健所に持ち込むことになるかもしれません。


そうならないためにも、社会化の基礎となる時期は、

親、兄弟、姉妹と暮らして社会を学ぶ必要があるのです。


もし、これから先も新しいワンコさんを

迎え入れるのであれば、親兄弟姉妹と十分に過ごせる時間を

あなたが考えて、最適な時期を作ってください。


「今、可愛い」を求めるのか

「将来、愛情いっぱいに愛せる」を求めるのか

想像して選択してください。




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