愛犬に教えるコマンドは1つだけの理由
こんにちは。日田一です。
犬を飼い始めて最初にやることは何ですか?
と言うか、最初に教えることは何だと思いますか?
「ハウス?」
「トイレ?」
「お手?」
どれだと思いますか?
他のでもいいんですよ。
あなたは、最初に何を教えますか?
ただ、それだけ教えると
そのワンコの人生(犬生)にとって
すごく大事なものになります。
それは、トラブルを回避できます。
それは、リードが外れても大丈夫。
それは、コミュニケーションが取れやすくなります。
ホントに、一番大事なことなのです。
それ以外は、曲芸です。
その理由は?
よくある「お手」「おかわり」「お座り」「伏せ」・・・
これらが出来たらどうなるのでしょう?
そのワンコがそのコマンドで
トラブル回避できるでしょうか?
リードが外れても大丈夫な状態になるでしょうか?
コミュニケーションが取れるでしょうか?
確かにコミュケーションは取れるでしょう。
しかし、それってコミュニケーションでしょうか?
コミュニケーションって
気持・意見などを、言葉などを通じて相手に伝えること。
通じ合うことですよね。
コマンド自体、指示なんですよね。
それでも、言ったことが分かれば
確かにコミュニケーションと取れます。
でも、トラブルは回避できません。
これでは、コミュニケーション取れても
トラブルは回避できないと言うことです。
そんな状態で、散歩とかドッグランに行ったら
どうなるか想像できますよね?
たまに、想像できない人がやってきますが・・・
結果は、分かりますよね。
えっ?分からない?
そうですか。
なら簡単に言います。
何か興味を引くものがあったら、そのまま突っ走ります。
そのあとは、興奮度合いが上がって
最終的に手に負えなくなります。
こうなると、もうトラブルになっていると思います。
あとは、悲惨な状態か、あなたの責任が問われます。
もし、そうなるまえに「お手」や「お座り」で
トラブルを回避できたでしょうか?
もしかしたら、お手・・・しないですよね。
もしかしたら、お座り・・・するかも?
でも、興味のほうに行ってしまうでしょう。
では、何と言ってトラブルを回避するのか?
それは、、、
「待て」です。
そう、この「待て」の一言でいいんです。
このコマンドさえしっかり出来ればOKなんです。
と言うのも、先ほどの状況のように
何か興味を引くものがある
そうなる前に「待て」と言うことで
興奮の上昇を抑えて、冷静に近づけることができます。
他にも、人に近寄って行こうとした場合
人が、大人でも、子供でも、犬を好きでも、犬が嫌いでも
その前に「待て」をすることで
犬が飛びつくのを抑制できます。
もし、そうしなければ、、、
子供であれば、犬が飛びついて子供が転んで大けが、、、
犬が嫌いな人は、恐怖で立ちすくみ、子供と同じように転んで、、、
どちらも裁判にまで発展するかもしれません。
そうなると、危険な犬として殺処分もあり得ます。
そうならないためにも、「待て」が一番重要なんです。
ご飯の時も、待てない子はとびかかって来るでしょう。
欲しいおもちゃがあれば、飛びつくでしょう。
興味があるものがあれば、道路の向こうに突っ走っていくでしょう。
もし、「待て」が出来れば
そうなる前や、そうしようとしているときに止められます。
それが出いないと言うことは
愛犬が始めたら、だれにも止められない。
と言うことになります。
それでは、単なる本能であって、
コミュニケーションどころではありません。
どちらにとってもストレスにしかならないのです。
それはあなたの思い描く、愛犬と楽しく暮らすこととは
大きくかけ離れた暮らしになるのです。
ただ、あなたが愛犬とコミュニケーションが取れ
癒し癒される関係で、楽しく活発に暮らすことを目指していたらの話です。
もし、「お手」「おかわり」「お座り」「伏せ」・・・
これらのコマンドをやってくれて
それを自慢できれば「かわいい子」と優しく頭をなでる。
それに憧れを持たれているのであれば
ご理解いただけないのではないでしょうか?
それは、それで構いません。
その方の暮らし方、生き方ですからね。
人それぞれの自由です。
ただ、私は人もワンコも共に楽しく生きている時間を
全うすることが。楽しく暮らすことだと思っているので
ただ一つ「待て」のコマンドだけでいいと思うのです。
それ以外は、一緒に暮らしお互い観察することで
どんなことを思っているか、考えているか
訴えているかが分かるようになるもんです。
これはある意味「忖度」かもしれませんが
だれの利益でもない。
自分たちの楽しさのためですから。
だから、教えるコマンドは1つだけでいいのです。
さあ、今すぐ始めましょう。
時間はかかりますが、根気よくやれば
大丈夫です。
0コメント