犬の頭が腫れた時の対処法
犬を飼っている方の中には、
一度は経験した事があると思います。
犬の頭や顔の腫れ。。。
えっ!?いつの間に?
と思う場合が多いはず。
今回はその症状と原因、その対処についてお伝えします。
腫れの症状3つ
腫れの症状と言っても様々ありますよね。
その主な症状の3つは以下の通りです。
① 頭部の一部だけポコッと腫れている場合。
② マズルや頭半分くらい腫れている場合。
③ 頭全体的に腫れている場合。
あとは、腫れた部分を触って固いか柔らかいかで
原因も変わってきます。
腫れの原因3つとその対処
先ほどの腫れの症状から、分かりやすい原因を
以下に記述します。
① 一部だけポコッと腫れている場合
特に頭の頭頂部に多く出来るものですが
ほとんどが「たんこぶ」の場合が多いです。
外出した際、特にテンションが上がったときや
他のワンコさんとプロレスなどした時に
不意にどこかへぶつけて出来るものですね。
あとは、家庭内で狭い場所や背丈より低い場所で遊んだ時に
どこかでぶつけた可能性が高いです。
もし見ていたら間違いないですが、ほとんど見ていない場合なので
触って痛がるようなら、病院へ行きましょう。
あとは、次第に大きくなる場合も内出血の可能性もありますので
病院へ行きましょう。
痛がらなかったり、腫れが大きくならない場合は、
氷で冷やしたりして、様子を見ましょう。
② マズルや頭部の片方が腫れている場合
主な原因は、虫刺されや何かのアレルギーによる
アナフィラキシー症状と言えます。
春先から秋までは花が咲いているのと、
気温が高いので虫たちが活発に動き回ります。
そのため、意外な場所に虫が居たり
ドッグランや公園など背丈の低い花があれば
ミツバチや他のハチの可能性があります。
しかし、その刺された痕はほとんど分かりません。
蛇などの場合は、歯形があり出血もあると思います。
その蛇が毒を持っている場合は、傷口周りが変色したり
熱が出たり、ぐったりしますのですぐに病院へ行きましょう。
目の周りの場合は、目からの病気もあり得ますので
犬の眼科専門の所へ行かれることをおススメします。
単なる虫刺されの場合は、刺された場所がそこまで固くなりませんが
アナフィラキシー症状の場合は、筋肉が反応して固くなる場合もあります。
腫れ方としては、1日~2日目ではれが大きくなり
3日4日目は変わらず、その後少しづつ引いていきます。
心配な場合は、病院で診察してもらって
消炎剤と抗生物質(非ステロイド系)を注射してもらうか
薬を処方してもらいましょう。
2週間以上腫れが引かない場合は、
腫瘍の可能性もありますので、病理検査を獣医師へ
ご相談されることをおススメします。
③ 全体的に腫れている場合
こちらも②同様なんです。
主な原因は、虫刺されや何かのアレルギーによる
アナフィラキシー症状と言えます。
ただ少し異なるのは、頭部全体という事から言えるのは
虫刺されの傾向が少なくアレルギーやワクチン接種の場合が高いという事です。
マズルの場合は、虫刺されやアレルギーでも全体が腫れてしまします。
頭部は、虫が頭頂部を刺していない限り、左右のどちらかになります。
そのため、全体的に腫れる場合は、虫に刺されたりその現場を
見ていない限り判断はすごく迷います。
そのため、3~4日経って少しも腫れが引かない場合は
病院で診察を受ける事をおススメします。
消炎剤や抗生物質であれば、5000円~1万円もかかりませんので
心配であれば、早めに行ってください。
最後に
病院へ行くか迷ったら、行きましょう。
迷っているという事は、あなたがモヤモヤしている状態です。
その心の状態で仕事をしたり、運転したりすると
何らかのミスを発生させる可能性もあります。
違う意味で、被害が拡大します。
その為、気なるって心配であれば
病院に行って診察受けて薬をもらって安心しましょう。
その方が、他の事への支障も出ませんからね。
ただ、MRIなどは置いている病院も多くはないですし
金額も高く予約も必要、病院によっては結果が分かるのも時間が必要と
あまりお勧めできません。
その為、手術が必要かもしれない場合の最後の手段として
考えておくくらいの方が良いです。
基本的には、外では極力目を離さず
ハチなどや花などの有無を確認しておきましょう。
それだけでも、防げることは多くあります。
今後の、あなたとワンコさんの生活に役立つことです。
楽しいワンコライフを送ってください。
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